ふわふわのアフロヘアと愛らしい表情で人気を集めるビションフリーゼ。
純白のもこもこ被毛は、カット次第でおしゃれにも個性的にも変身できるのが魅力です。
この記事では、王道アフロから話題のデザインカット、短めスタイルまで人気カットを徹底解説。
失敗しないオーダー方法やサロン選び、頻度や料金、自宅ケアのコツまで、知りたい情報をまるごとまとめました。
あなたの愛犬にぴったりの理想のスタイルを見つけて、毎日をもっと楽しく彩りましょう!
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ビションフリーゼにカット(トリミング)が必須な理由
ビションフリーゼは他の犬種にはない独特な被毛を持つため、定期的なトリミングが欠かせません。
ここでは、その特徴や、カットを怠るとどんなトラブルが起こるのかを詳しく解説します。
特徴的な被毛「ダブルコート」と「カーリーヘア」
ビションフリーゼの最大の特徴は、ダブルコートで巻き毛の被毛です。
上毛(トップコート)は絹糸のように細く、コークスクリュー状にカールしており、ふんわりと空気を含んだモコモコ感が魅力。
下毛(アンダーコート)はやわらかく密集していて、被毛全体のボリュームを支えています。
この構造のおかげで、ビション特有のまん丸フォルムが作れる反面、毛量が多く、もつれや毛玉ができやすい性質も。
純白のホワイトカラーも最大のチャームポイントで、子犬期はクリームやシャンパン色が混じっていることもありますが、1歳頃にはホワイトに変わります。
ビションフリーゼの美しい被毛を維持するには、毎日のブラッシングと3〜4週間に1度のトリミングが必須です。
カットしないとどうなる?(毛玉、皮膚トラブル、熱中症)
カットやお手入れを怠ると、ビションフリーゼの柔らかい被毛はすぐに絡まって毛玉やフェルト状に固まってしまいます。
毛玉ができると通気性が悪くなり、皮膚が蒸れて湿疹や炎症の原因に。
特に目や口のまわり、足の付け根などは涙やよだれ、摩擦で汚れやすく、毛玉や皮膚トラブルが起こりやすいポイントです。
また、長く伸びた毛が熱をこもらせ、暑い季節には熱中症リスクも高まります。
おしゃれだけでなく、健康や快適な生活のためにも、ビションフリーゼには定期的なカットと日々のケアが絶対に必要なのです。
【種類別】ビションフリーゼの定番人気カットスタイル6選
ふわふわの魅力が際立つ王道スタイルから、実用性も抜群のアレンジまで、ビションフリーゼのカットはバリエーション豊富!
ここからは、初めてでも挑戦しやすい人気の定番カット6種類をわかりやすくご紹介します。
写真映えも抜群の“ビションらしさ”を引き出すカットで、うちの子がさらにかわいく大変身!
①アフロカット(パウダーパフ)|王道のまん丸スタイル
ビションフリーゼといえばアフロカットが代名詞。
頭部と顔、耳をつなげて全体をまん丸に仕上げ、ぬいぐるみのようなシルエットを作ります。
被毛のボリュームを最大限に活かし、横顔や上からのフォルムもきれいな球体になるのが理想です。
足や体も太め&丸く仕上げれば、正面・横・後ろどこから見てもふんわり。
目元のカットや耳の位置で雰囲気が変わるので、「目頭残し」「耳を低めに」「顎下はすっきり」など細かくオーダーするのが人気。
“ビションらしさ”を強調したい方、SNS映えを狙いたい方はまずこのスタイルから!
②テディベアカット|ぬいぐるみのような愛らしさ
お顔とお耳を分けて丸く作るテディベアカットは、アフロよりも小顔でややコンパクトな印象に。
マズルをふんわり丸く整え、目の周りもまんまるに仕上げることで、幼く愛らしい雰囲気に大変身。
「ぬいぐるみのような可愛さ」「ビションだけどちょっとプードル風に見せたい」方にもおすすめ。
耳のボリュームや位置で個性を出せるので、「長めで華やかに」「小さくしてパピー風」などアレンジも自在です。
お洋服を着せる子にも似合う万能カットで、性別・年齢問わず大人気のスタイルです。
③キノコカット(マッシュルームカット)|アフロよりコンパクト
頭の毛をキノコ型に仕上げる個性派スタイル。
アフロより少しボリュームを抑え、顔まわりや口元はすっきりと、頭部の輪郭をはっきり出すのが特徴です。
頭のフォルムを“マッシュルーム”のように丸く作り、口まわりは短めで清潔感をプラス。
プードルにも似た雰囲気ですが、ビション独特のふんわり感はそのまま。
「ボリュームは欲しいけど、顔まわりはすっきり見せたい」時や、「ちょっと他の子と差をつけたい」方にも人気です。
④パピーカット(子犬風)|あどけなさを残すふんわり感
子犬のような柔らかさとあどけなさを再現したパピーカット。
全体を短めにカットしながらも、顔や耳、体の丸みはしっかり残します。
毛がまだ柔らかいパピー期のビションには特におすすめで、ふんわり可愛い雰囲気を長く楽しみたい方にもぴったり。
「大きなアフロにするにはまだ早い」「お手入れを簡単にしたい」という家庭でも人気です。
成犬でもあどけない表情を残したい場合は、このカットが最適です。
⑤おパンツカット|SNSで人気!お尻を強調
後ろ姿がとにかくキュート!お尻の毛を丸く残してカットし、まるで“おパンツ”を履いているようなシルエットを作る人気のデザインカットです。
足元を細めに、ボディはすっきりめに仕上げることで、お尻のまんまる感がより強調されます。
「大きなおパンツ」も「小さめおパンツ」も好みに応じてアレンジ可能。
見た目の可愛さはもちろん、足元がすっきりしているのでお手入れやお散歩後のケアも簡単です。
SNS映えやイベント、お誕生日カットにもぴったりの遊び心あふれるスタイルです。
⑥ブーツカット|足元ふんわりでエレガントに
足元に向かってボリュームを持たせて広がるブーツカットは、エレガントで上品な印象に。
足の付け根から徐々にボリュームを出し、裾広がりに仕上げることで、歩くたびにふわふわと揺れる美しいシルエットが楽しめます。
体や顔はシンプルにしても、足元だけブーツカットにすることで全体がぐっと華やかに。
汚れやすい足先もカバーでき、ドッグランやお散歩後のケアが楽なのも嬉しいポイント。
「写真映えする足元を目指したい」「他の子とちょっと差をつけたい」方におすすめです。
【お手入れ重視】ビションフリーゼの「短め」カットスタイル4選
ふわふわのビションは可愛いけれど、お手入れの手間や毛玉が気になる…そんな方におすすめなのが「短めカット」スタイルです。
夏場や忙しい飼い主さん、シニア犬やパピーにもぴったりな実用派カットを4パターンご紹介します。
清潔感と快適さを重視しつつ、ビションらしい愛らしさもちゃんと残せるのが嬉しいポイントです。
①全身短めサマーカット|夏場やお手入れを楽にしたい場合に
気温の高い季節や毛玉ができやすい子には全身短めのサマーカットがおすすめです。
ボディや手足、首まわりまで均一にバリカンやハサミで短く整えることで、蒸れや熱中症リスクを軽減できます。
毛を短くすることでシャンプーやドライもラクになり、毎日のお手入れもぐっと簡単に。
ただし、短くしすぎると紫外線や虫刺され、乾燥など皮膚への負担が増えるため、トリマーさんと相談しながら3〜10mm程度の長さで調整しましょう。
見た目が大きく変わるため、最初は「どのくらい短くしたいか」写真で伝えるのが失敗防止のコツです。
②短めテディベアカット|可愛さと手軽さの両立
人気のテディベアカットも短めアレンジでぐっと実用的に。
お顔はふんわり丸く仕上げつつ、体や足はサマーカット風に短くそろえます。
見た目はぬいぐるみのような可愛さそのまま、毎日のお手入れやシャンプーの手間は大幅軽減。
「ふわふわが好きだけど、お手入れは楽にしたい」そんな方にぴったりです。
毛玉やもつれが苦手な子、暑がりなビションにも人気のスタイルで、年齢問わず幅広くおすすめできます。
③足先すっきりカット(チキンレッグ)|お散歩後のケアが楽に
足先だけを短くカットするチキンレッグは、汚れやすい足元のお手入れを重視したカットです。
ボディや顔のふんわり感は残しつつ、足先~足裏はバリカンやハサミでしっかり短く整えます。
お散歩後にサッと拭くだけで泥やホコリが落ちやすく、肉球のお手入れや爪切りもラクに。
「散歩が大好き」「アウトドアが多い」ビションに特におすすめ。
部分的な短めカットなら初めての方でも気軽に挑戦できます。
④お顔すっきりカット|涙やけ・よだれやけ対策
目元や口まわりがすぐ汚れてしまう、涙やけ・よだれやけが気になる場合はお顔すっきりカットを。
顔まわりやマズル、目頭を短めに整えることで、汚れやすい部分のケアが簡単に。
毎日拭き取りしやすくなり、清潔感もアップします。
見た目もすっきり若々しく、体や足のふんわり感と組み合わせれば愛らしさも損なわれません。
涙やけに悩む飼い主さんには特に人気のアレンジです。
【個性を出すなら】おしゃれ上級者向けカットスタイル5選
「うちの子らしさをとことん追求したい!」「特別な日に注目を集めたい!」
そんな飼い主さんにおすすめの個性派&上級アレンジカットを5つご紹介します。
ビションならではの豊富な毛量とふわふわ感を活かし、定番とはひと味違うおしゃれを楽しんでみませんか?
毎日の散歩やSNSも、きっとみんなの視線を独り占めです。
①モヒカンカット|クールでかっこいい印象に
頭頂部の毛だけを立ち上げて、全体を短く整えるモヒカンカットは、ビションフリーゼのふんわりしたイメージを一変させる大胆なデザイン。
サイドやボディはすっきり短く仕上げ、頭だけふわっと高さを出すことで、まるでキューピーちゃんやパンクロックのアイコンのようなシルエットが完成します。
おしゃれなだけでなく、夏場やお手入れ重視の家庭にも好評です。
カラーリングを合わせればさらに個性的にアレンジ可能。
写真映えも抜群なので、他の子とかぶらないビションを目指す方はぜひ挑戦してみてください。
②トップノット|お耳の毛を伸ばしてアレンジ
頭頂部や耳の毛を長く伸ばして結び、リボンやゴムでアレンジするトップノットは、ビションならではのボリュームを最大限に活かせる上級スタイルです。
華やかなリボンや三つ編み、ツインテールなど、アレンジの幅は無限大。
女の子はもちろん、男の子でも個性的で可愛らしい雰囲気に仕上がります。
被毛の長さを保つためには毎日のブラッシングや保湿ケアが欠かせませんが、イベントやパーティーシーンにも映える憧れのスタイルです。
日常のおしゃれに一味プラスしたい時や、特別な記念撮影にもおすすめです。
③ハートカット(デザインカット)|背中やお尻にアクセント
背中やお尻にハートや星型などのデザインを施すデザインカットは、ビションフリーゼの豊富な毛量があってこそできる技ありのカット。
トリマーの技術とセンスで仕上げるため、イベントや誕生日、撮影会などの特別な日に大人気です。
ハート型のアクセントやカラフルなカラーリングを組み合わせれば、世界で一つだけのスタイルが完成します。
毎回違う形に挑戦して、季節ごとのおしゃれを楽しむのも素敵です。
写真やイメージを事前にしっかり伝えて、理想の仕上がりをオーダーしましょう。
④アシンメトリーカット|左右非対称でおしゃれに
左右で長さやボリュームを変えたアシンメトリーカットは、ファッション性を追求したい飼い主さんにおすすめの最先端スタイル。
顔まわりや耳、ボディの片側だけ長くしたり、斜めに流すことで他にはない個性的なフォルムが完成します。
シンメトリー(左右対称)が主流のビション界でも、目を引くおしゃれさでSNSや街で注目度急上昇。
トリマーのセンスと技術が問われる分、イメージ写真を用意してしっかり相談するのが成功の秘訣です。
⑤キューピーカット|頭頂部を立たせたユニークスタイル
頭のてっぺんの毛をちょこんと立たせるキューピーカットは、まるで童話の主人公やキャラクターのような愛らしいスタイル。
全体的にはアフロやテディベアカットのフォルムをベースにしつつ、頭頂部の毛をほんの少し高く残してアクセントにします。
短くてもふんわり感があり、どこか親しみやすくユーモラスな雰囲気に。
「みんなと同じはイヤ!」という個性派ビションにもぴったりです。
ビションフリーゼのカットで失敗しない!オーダー方法とコツ
「思っていたイメージと違う…」「もう少しふんわり仕上げてほしかった!」
そんなトリミングでの後悔や失敗は、オーダーの伝え方でぐっと減らせます。
理想のカットを叶えるための具体的なポイントや、サロン選びのコツ、ビションフリーゼが得意なトリマーを探す方法まで詳しくご紹介します。
「こんなはずじゃ…」を防ぐ3つのポイント
仕上がりに満足するには、事前のイメージ共有が何より大切です。
ふんわり派もすっきり派も、ここで紹介するポイントを押さえてトリマーさんとしっかり打ち合わせしましょう。
①理想のカット写真(インスタ等)を複数見せる
言葉だけでは伝わりにくい細かなニュアンスも、写真があればイメージをしっかり共有できます。
「こんな形が理想」「これはNG」といった希望や避けたいデザインも、スマホの画像やSNSの実例を複数枚持参するとズレが起きにくくなります。
頭や耳の丸み・足の太さ・マズルのサイズなど、部分ごとに理想とする例を伝えるとより失敗が減らせます。
②愛犬の毛質や毛量をトリマーに相談する
ビションは個体ごとに毛量や質感が違うため、同じスタイルでも仕上がりに差が出ます。
「毛が柔らかめ」「クセが強い」「毛量が少なめ」など、その子ならではの特徴をトリマーさんに事前に伝えましょう。
おうちでのブラッシングの頻度や毛玉のできやすさも共有しておくと、現実的でお手入れしやすいカットを提案してもらえます。
③ライフスタイル(お手入れ頻度、散歩の場所)を伝える
「毎日ブラッシングできない」「ドッグランによく行く」「お散歩のあとすぐ足を洗いたい」など、生活リズムやお手入れの希望も伝えましょう。
例えば「自分でケアしやすい短めカット」「イベント前は華やかに」「汚れやすい部分だけ短く」など、日常に合わせたデザインをトリマーさんが一緒に考えてくれます。
愛犬にとっても負担の少ないカットを目指しましょう。
ビションフリーゼのカットが得意なサロンの選び方
どんなに写真で希望を伝えても、トリマーさんの技術や経験が大きく影響します。
ビションフリーゼのカットが得意なサロン選びも成功のカギ。
以下のポイントを参考に、愛犬が安心して通えるサロンを見つけましょう。
①ビションフリーゼのカット実績が豊富か(SNSやHPで確認)
サロンのホームページやSNSにビションフリーゼの施術例が多く載っているかは重要なチェックポイント。
理想に近い実例をたくさん見つけられるサロンなら、仕上がりもイメージに近づきやすくなります。
「ビションが得意」と明記しているサロンや、SNSで話題のトリマーを探してみるのもおすすめです。
②料金体系が明確か
追加オプションや毛玉取り、特殊なデザインカットの料金が明示されているサロンは信頼性が高いです。
初回利用時は必ず見積もりや追加費用の有無を確認しましょう。
安さだけで決めず、内容やケアの質もしっかり比較してください。
③口コミや評判
ネットやSNSの口コミ、犬仲間からの評判もサロン選びの参考になります。
「スタッフが親切」「仕上がりが毎回理想通り」「トリマーさんの説明が丁寧」など、安心できる声が多いサロンを選びましょう。
トリミング後のフォローや万が一のトラブル時の対応もチェックしておくと安心です。
【参考】ビションのカットで有名なトリミングサロン例
Dog Salon V.I.D.(東京)
ビションフリーゼのSNS映えカットで話題。
丸みやボリューム感を最大限に生かしたデザインが得意なサロンです。
DOG SALON BUBBLES(大阪)
大阪エリアのビション愛好家に人気のトリミングサロン。
ふんわりしたビションカットやオーダーメイドのデザインが豊富です。
TRIM(トリム)自由が丘店(東京)
雑誌やメディアでも紹介される有名サロン。
カットの技術はもちろん、カウンセリングやアフターケアも高評価です。
ビションフリーゼのトリミング頻度と料金相場
愛犬の美しいふわふわをキープするために、どのくらいの頻度でトリミングサロンへ通えばいいの?
また、カットやシャンプーにかかる料金や、施術時間はどれくらい?
ここではビションフリーゼにぴったりのトリミングペースと、実際にかかる費用、サロンでの所要時間の目安までまとめて解説します。
理想の頻度は「3〜4週間に1回」
ビションフリーゼの被毛は抜け毛こそ少ないものの、伸びるスピードが早く、もつれや毛玉になりやすいのが特徴です。
そのため、3〜4週間に1回(つまり月1回程度)のカット・トリミングが理想的なペース。
放っておくと毛がどんどん絡まり、フェルト状になってしまうので、サロンでのカットやシャンプー、プロのブラッシングを定期的に受けることが重要です。
冬場は静電気で毛玉ができやすく、夏は熱中症対策にもなりますので、一年を通してペースを守るのがベストです。
カット(シャンプー・カットコース)の料金相場は?(8,000円〜15,000円)
ビションフリーゼのトリミング料金は、地域やサロンの規模、カット内容によって幅がありますが、8,000円~15,000円が目安。
都心や有名サロンでは15,000円を超える場合もあり、一般的にはシャンプー、リンス、カット、爪切り、耳掃除、足裏ケア、肛門腺絞りまでセットになっています。
毛玉取りや特殊なデザインカット、オプションのトリートメントなどは追加料金が発生することも。
初めて利用する際や、こだわりのカットをオーダーしたい場合は、事前にしっかり料金の内訳を確認しておくと安心です。
トリミングにかかる時間の目安
ビションフリーゼのトリミング所要時間は2時間~3.5時間が一般的です。
毛量が多く、カットやブローに時間がかかるため、他犬種より長めになることも。
毛玉の多さや犬の性格、初回カウンセリングや仕上がりチェックなども含めて、余裕を持ったスケジュールで予約しましょう。
サロンによっては施術後に写真を撮ってもらえたり、ケアのアドバイスも受けられるので、気になる場合は事前に問い合わせてみてください。
次のトリミングまでに必須!自宅でのお手入れ方法
ふわふわを保つにはサロンだけでなく、日々のおうちケアがとても重要です。
特にビションフリーゼは毛玉やもつれができやすいため、毎日のちょっとした手間が美しい仕上がりを長持ちさせてくれます。
ここでは毎日のブラッシング方法から部分ケア、そして自宅セルフカットをおすすめしない理由までを詳しくご紹介します。
最重要!毎日のブラッシング(毛玉防止)
ビションのダブルコートはとにかく毛玉ができやすいので、毎日のブラッシングが欠かせません。
まず毛をかき分けて皮膚に近い根元から、スリッカーブラシでやさしくほぐしていきましょう。
表面だけでなく、脇の下や足の付け根、耳の裏、首回りなど毛玉ができやすい部分は特に念入りに。
仕上げに金属コームを使って、細かなもつれをしっかりチェックします。
ブラッシングを習慣にすれば抜け毛や汚れの除去、皮膚の健康チェックにもつながり、トリミングサロンでの毛玉料金も節約できます。
部分ケア(目元・口周り・足裏)
ビションは涙やけや口周りのよだれやけ、足裏の汚れなど部分的なケアも欠かせません。
目元は専用シートやコットンで毎日優しく拭き取り、口元も食後や汚れが気になる時はすぐに清潔に。
足裏や足先は伸びすぎると滑りやすく、汚れがたまりやすいので、バリカンやハサミで短めに整えると安心です。
ブラッシングと合わせて、爪切りや耳掃除も週に1回程度はチェックしましょう。
自宅でのセルフカットは推奨しない理由
「家で少しだけ切ってみたい」と思うこともあるかもしれませんが、ビションフリーゼのカットは基本的にプロに任せるのが安心です。
柔らかく量の多い被毛はバランスを取るのが難しく、刃物を使うため怪我のリスクも高め。
どうしても自宅でケアしたい場合は、専用バリカンで足裏やお尻周りの部分ケアのみ。
全身カットやアフロ、テディベアの丸いフォルムなどはトリマーさんの技術が不可欠です。
定期的にプロのトリミングを受けつつ、おうちでは毎日のブラッシングと部分ケアに専念しましょう。
ビションフリーゼのカットに関するQ&A
「カットはいつから?」「シニア犬のトリミングはどうすれば?」「毛玉料金はかかる?」など、ビションフリーゼならではの疑問や不安を解消!
ここでは実際によく聞かれる質問をピックアップし、詳しくお答えします。
初めての方もベテラン飼い主さんも、ぜひチェックしてみてください。
Q1. 子犬(パピー)のカットはいつから始める?
パピーのビションフリーゼは、ワクチンプログラム終了後2週間~1カ月後からシャンプーやカットデビューが可能です。
免疫力や体力が十分についた後、まずはブラッシングや部分カットから始め、徐々に体全体を触られることに慣らしていくのがコツ。
最初のカットは短時間&シンプルな内容からスタートしましょう。
おうちでも日常的に顔や足を触る習慣をつけておくと、サロンでのトリミングがスムーズです。
Q2. シニア犬(老犬)のカットで注意することは?
年齢を重ねたビションは、長時間のトリミングや複雑なカットが大きな負担になりやすいです。
汚れやすい箇所だけを短くしたり、全身をシンプルなショートカットにしたり、お手入れ重視・体調優先のスタイルに変更するのが安心。
体力や持病がある場合は、動物病院併設サロンや往診型トリマーを利用するのも選択肢です。
自宅では無理のない範囲でブラッシングや拭き取りケアを行い、負担を最小限にしてあげましょう。
Q3. 毛玉がひどい場合、追加料金はかかる?
サロンによって異なりますが、毛玉が多い場合や強く絡まった場合は追加料金がかかることが一般的です。
毛玉取りには時間も手間もかかるため、事前にサロンで金額や条件を確認しましょう。
毎日のブラッシングや部分的なセルフケアで、毛玉の発生自体を防ぐことが最も大切です。
Q4. 涙やけがひどい場合、おすすめのカットは?
涙やけが気になるビションには、目元すっきりカットや顔まわり短めカットがおすすめです。
目の周りやマズルを短く整えることで、毎日の拭き取りやケアが楽になり、汚れや色素沈着のリスクも減少します。
さらに専用シャンプーやケア用品を併用することで、美しい白さを長持ちさせることができます。
まとめ|ビションフリーゼのカットで、愛犬との生活をもっと豊かに
ビションフリーゼは、まん丸のアフロカットやテディベアカットなどカット次第でどんな表情にも変身できる“おしゃれ上級者”の犬種です。
定番スタイルから個性派カット、実用性を重視した短めアレンジまで、選べるバリエーションはまさに無限大。
カットは可愛さや美しさを引き立てるだけでなく、健康や快適な暮らしを守るためにも欠かせません。
理想のスタイルを叶えるには、こまめなブラッシングと定期的なサロントリミングが大切。
カットの伝え方やサロン選びのコツ、頻度や料金、自宅でのケアも意識しながら、愛犬の魅力をもっともっと引き出してあげましょう。
飼い主さんのライフスタイルや、わんちゃんの性格・体質に合わせて“うちの子らしいカット”を探すのも楽しみのひとつです。
これからカットデビューする子も、イメチェンに挑戦したい子も、今回のカタログを参考に世界で一つだけのスタイルを見つけてください。
ふわふわビションとの毎日が、もっと笑顔と幸せでいっぱいになりますように!

