ブルドッグといえば、しわくちゃの顔にずんぐりした体つき…そんな個性的な魅力に惹かれる人が多い犬種です。
しかし実は、ひとことで「ブルドッグ」と言ってもまったく違う3つの種類が存在し、歴史もサイズも性格も大きく異なるのをご存じでしょうか?
この記事では、ブルドッグ3種類の特徴を一目で比較できる一覧から、似ている犬種との見分け方、さらに“昔いたけど絶滅したブルドッグ”まで、ブル好き必見の情報を徹底紹介します。
読み終えるころには、「自分にぴったりのブルはどの子?」とワクワクするはずです。
ブルドッグの種類は主に3つ!一目でわかる比較一覧
まずはブルドッグの全体像をざっくり把握したい方へ向けた総まとめ。
イングリッシュ・フレンチ・アメリカンという3つの主要ブルドッグを、サイズ・性格・運動量などの観点から一括比較します。
「ブルドッグ 種類 一覧」で検索される内容を完全網羅し、最初の段階で“違いが直感的に理解できる”構成にしています。
【比較表】サイズ・性格・運動量の違い
ブルドッグ3種は、外見こそ“ブルドッグらしい雰囲気”を共有していますが、実際には体の大きさも性格の傾向も全く異なります。
たとえばフレンチ・ブルドッグは小型で活動的、イングリッシュ・ブルドッグは中型でのんびり屋、アメリカン・ブルドッグは大型で非常にパワフルな犬種です。
それぞれの特徴を理解することで「自分の生活に合うブルはどれ?」と選びやすくなります。
以下では、体重・体高・性格・運動量を一覧表にまとめ、3種の違いを視覚的にわかりやすく比較します。
| 種類 | サイズ(体重/体高) | 性格 | 運動量 | 飼いやすさ |
|---|---|---|---|---|
| イングリッシュ・ブルドッグ | 約18〜25kg / 約31〜40cm | 穏やか・のんびり・頑固 | 少なめ(短い散歩でOK) | 中(暑さ対策・皮膚ケア必須) |
| フレンチ・ブルドッグ | 約8〜14kg / 約28〜33cm | 陽気・愛嬌・家族想い | 中(短い運動をこまめに) | 高(マンションでも飼いやすい) |
| アメリカン・ブルドッグ | 約30〜50kg / 約50〜70cm | 活発・勇敢・従順 | 多い(毎日の長時間運動) | 低〜中(体力必須) |
そもそも「ブルドッグ」のルーツとは?
ブルドッグの歴史を語るうえで欠かせないのが、13〜18世紀にイギリスで行われた「ブル・ベイティング」という闘牛競技です。
当時は牛に噛みつき倒す競技に使われるため、「鼻が潰れた顔」「強健な体」「低い重心」という現在のブルドッグの特徴が意図的に作られました。
しかし1835年に競技が廃止され、残虐性が問題視されると、“闘うための犬”から“家庭で愛される犬”へと改良が進みます。
その後、国や目的によってサイズ・性格が異なる3種のブルドッグへと派生しました。
こうした歴史的な背景を知ると、ブルドッグの「頑固さ」「愛情深さ」「見た目の特徴」に深い理由があることが見えてきます。

①【イングリッシュ・ブルドッグ】圧倒的存在感の「The ブルドッグ」
「ブルドッグ」と聞いて多くの人が真っ先にイメージするのが、このイングリッシュ・ブルドッグです。
力強い体格と深いしわ、どこかコミカルで温かみのある表情は、世界中で“ザ・ブルドッグ”として愛されています。
現在の日本でも「ブルドッグ=イングリッシュ」と認識されていることが多く、キャラクターやCMのモデルになることもしばしば。
ここからは、その特徴や性格、飼育時の注意点を、たっぷりの愛情とユーモアで解説します。
特徴:どっしりとした重心と愛嬌のあるシワ
イングリッシュ・ブルドッグの最大のチャームポイントは、何と言ってもそのどっしりとした重心としわだらけの顔。
全体的に丸みを帯びた体型で、体重は約18〜25kg、体高は約31〜40cmと中型犬に分類されます。
首から肩、胸元にかけては骨太で、たっぷりと皮膚がたるみ、顎の下には「デューラップ」と呼ばれるひだができています。
耳は小さめでバラの花のように外側へ開く「ローズイヤー」。
鼻は極端に短く、下顎が前に突き出している「アンダーショット(しゃくれ)」がブルドッグらしい個性です。
歩く姿は少しヨチヨチしていて、重そうに見えるのに、表情や動きはどこか愛嬌たっぷり!
まさに家族の癒やしキャラとして活躍してくれます。
性格:見た目に反して穏やかで甘えん坊
「怖そう」「強面」と言われがちなイングリッシュ・ブルドッグですが、実際の性格はまったく逆。
非常に穏やかで、甘えん坊・忠実・物静かな個体が多いです。
自分から攻撃的になることはほとんどなく、むしろのんびりマイペース。
家族に対する愛情や忠誠心が強く、「飼い主を常に見上げて歩く」「足元で静かに寄り添う」など、心優しいパートナーです。
ただし頑固な一面もあるため、しつけは一貫性と忍耐力がポイント。
他犬や子どもとの共生も比較的得意で、落ち着いた家庭環境にぴったりな犬種です。
飼育の注意点:暑さと皮膚トラブルへの対策が必須
イングリッシュ・ブルドッグと暮らすなら、必ず知っておきたいのが暑さ対策と皮膚のケア。
短頭種特有の呼吸器構造(鼻が短く気道が狭い)ため、暑い季節や湿度の高い日は熱中症リスクが非常に高いです。
24時間のエアコン管理や水分補給、真夏の散歩回避は必須事項。
また、全身のシワや皮膚のひだには汚れや湿気が溜まりやすく、アトピー性皮膚炎や膿皮症などの皮膚トラブルも多い犬種です。
日々のしわ拭き・定期的なシャンプー・動物病院での健康チェックを忘れず、肥満や呼吸器トラブルにも注意しましょう。
お手入れと健康管理がしっかりできれば、家庭の中で最強の癒やしキャラとして長く寄り添ってくれる存在になります。
②【フレンチ・ブルドッグ】人気No.1!都会派のコンパクト・ブル
日本でブルドッグといえばフレンチ・ブルドッグが今や圧倒的な人気を誇ります。
小ぶりな体と愛嬌たっぷりの表情、マンションでも飼いやすいサイズ感で“都会派ファミリー”からも熱烈に支持される存在。
「フレンチブルドッグ=パリのおしゃれ犬」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか?
ここでは、イングリッシュとの違いや特徴、飼育で気を付けたいことまで、フレンチ好きなら絶対に知っておきたいポイントを解説します。
特徴:ピンと立った「バットイヤー(コウモリ耳)」
フレンチ・ブルドッグ最大のトレードマークは、その“コウモリ耳”こと「バットイヤー」。
まるでコウモリの羽根のように大きくてピンと立った耳と、丸くてつぶれた鼻、つぶらな瞳、ぎゅっと詰まった体格が特徴です。
体重は約8〜14kg、体高約28〜33cmとブルドッグ系で最も小さく、筋肉質だけど無駄のないコンパクトボディ。
尻尾は短くて曲がっており、カラーもブリンドル(黒地に茶)、フォーン(茶)、クリーム、パイド(白地に斑点)などバリエーション豊か。
愛好家の間では“ブヒ”というニックネームで呼ばれることも多いほど、愛されキャラとして定着しています。
性格:陽気で遊び好き、賢くて家族想い
フレンチ・ブルドッグは「愛嬌のかたまり」ともいえる犬種です。
家族と一緒にいるのが大好きで、抱っこや膝の上が何よりの幸せ。
無駄吠えが少なく、陽気・遊び好き・賢い・人懐っこいという、家庭犬に理想的な性格を備えています。
ただし、少し警戒心が強く、家族以外の人にはシャイな一面も。
甘えん坊ですが、意外と頑固なところもあり、しつけには一貫性が必要です。
他の犬や子どもとも仲良くできる子が多く、多頭飼いや子育て世帯でも安心して迎えられます。
飼いやすさ:マンション飼育にも適したサイズ感
フレンチ・ブルドッグは、都会のマンションやアパートでも非常に飼いやすい犬種。
小型~中型の絶妙なサイズ感と、比較的落ち着いた性格のおかげで、「大型犬は無理だけどブルドッグらしい犬が飼いたい!」という方にもおすすめです。
ただし、暑さや湿気には極端に弱いため、24時間エアコン管理・散歩は涼しい時間・夏場の運動は控えめなどの対策が必須。
短毛ですが抜け毛は多く、定期的なブラッシングや、顔のしわの清潔維持も欠かせません。
全体的には“ブルドッグの中で一番飼いやすい”と評価されることが多く、初心者や多忙な家庭にもぴったりの存在です。
③【アメリカン・ブルドッグ】たくましさ溢れる長身のアスリート
ブルドッグの中でもひときわ大きく、筋肉質でアスリート気質なのがアメリカン・ブルドッグ。
イングリッシュやフレンチのような“ぽてっと感”ではなく、引き締まった体・長い脚・力強い動きが魅力で、まさに“ワイルドなブル”と言える存在です。
そのたくましい体格から「怖そう」と思われがちですが、実は飼い主への忠誠心がトップクラスに強い家庭犬でもあります。
ここからは、アメリカン・ブルドッグを深く理解するための特徴・性格・飼育適性をたっぷり解説していきます。
特徴:脚が長く、筋肉質のパワフルなボディ
アメリカン・ブルドッグの最大の特徴は、何と言ってもブルドッグの中で最も大きな体。
体重はオスで30〜58kg、メスで27〜41kgと、女性の体重にも匹敵するサイズ感です。
体高も50〜70cmと大型犬に分類され、骨太でありながらしなやかな筋肉が目立ち、アスリートのようなシルエットが魅力。
さらに、アメリカン・ブルドッグには主に以下の3タイプがあります:
● **JDJタイプ(ジョンソン系)** … 大柄で重厚感のある“ド迫力スタイル”
● **スコットタイプ** … 脚が長くスレンダーで俊敏なタイプ
● **ハイブリッドタイプ** … 上記2つの中間のスタンダード型
いずれもフレンチやイングリッシュとは明らかに違う、タンッ!と地面を蹴るような力強い歩き方が印象的。
ブルドッグの愛嬌に加えて、スポーティで美しい体型を楽しみたい方には理想的な犬種です。
性格:勇敢で防衛本能が強いが、家族には従順
アメリカン・ブルドッグは、かつてアメリカ南部で農場の番犬・作業犬として飼われてきた歴史を持ちます。
そのため「勇敢」「防衛本能が強い」「警戒心が鋭い」という特徴がありますが、家族へ向ける愛情はとても深い犬種です。
● 家族には甘えん坊で従順
● 子どもとも仲良くしやすい
● 異常を感じると“家族を守る”という意識が強い
という、頼もしさと優しさを兼ね備えた性格をしています。
ただし、自己判断で動く賢さもあるため、子犬期のしつけや社会化は必須。
体が大きいため、しつけが遅れるとコントロールが難しくなることも。
経験者または犬にしっかり時間を使える家庭に向いています。
向いている人:体力があり、アクティブに運動させられる人
アメリカン・ブルドッグの魅力を最大限引き出すには、毎日たっぷり運動させる時間と体力が必要です。
散歩はもちろん、走り回れるスペースやドッグラン、遊びの時間をしっかり確保してあげることが大切。
● **毎日の長めの散歩(最低 1〜2時間)**
● **引っ張り・ボール遊びなど運動量の多い遊び**
● **体力維持とストレス発散のための定期的な運動**
体力に自信があり、アグレッシブな運動が好きな方にはぴったり。
逆に、忙しさや住環境の面から「こまめな運動が難しい」という方には不向きです。
暑さが苦手な短頭種でありながら筋肉質で体温調整が下手なので、夏場は特に安全管理が重要。
しっかり向き合える飼い主さんと出会えれば、最高のパートナーになる犬種です。
どっちが好き?「ブルドッグに似た犬」との見分け方図鑑
ブルドッグの種類を調べていると、「あれ、この犬もブルドッグ?」「似てるけど何が違うの?」と思う犬種に出会うことも多いはず。
ここではブルドッグに似た犬種の代表格をピックアップし、見分け方や特徴、ちょっとした豆知識まで解説!
顔や体つきがそっくりな“短頭種”の仲間たちを比較して、あなただけの推し犬種を探してみてください。
【パグ】最大の違いは「耳」と「サイズ」
パグは「顔がブルドッグにそっくり!」と言われる代表格。
しかし、ブルドッグとパグの最大の違いは耳の形とサイズ感です。
パグは「ボタン耳」と呼ばれる小さくて前に折れた耳が特徴的。
また、体重はおおよそ6〜8kgと小柄で、フレンチ・ブルドッグよりさらにコンパクト。
尻尾がクルンと強く巻いているのも大きなチャームポイントです。
筋肉質でがっしりしているけど全体的にずんぐりしていて、「ウシ顔」ではなく「ベビーフェイス寄り」の愛嬌系。
性格も温和で愛情深く、ブルドッグと同様、家族とのんびり暮らすのが大好きな犬種です。
【ボストン・テリア】まるで兄弟?「タキシード柄」で見分ける
ボストン・テリアは「フレンチ・ブルドッグと瓜二つ!」といわれる犬種。
一番の見分けポイントは“タキシード”のような白黒の毛色パターンです。
ボストン・テリアは、顔や胸・足にしっかりした白黒のコントラストがあり、まるで正装をしているよう。
フレンチ・ブルドッグよりややスリムで脚が長く、顔つきも引き締まっています。
また、ボストン・テリアのほうが口吻が少し長めで、より「テリア気質(活発・賢い)」が強い印象。
「似てるけどどっち?」と迷ったら、体のスマートさ・毛色・足の長さに注目すると判別しやすいです。
【ボクサー】中型~大型の筋肉質ボディ
ボクサーもブルドッグに似た「短頭種」ですが、その最大の特徴はがっしりと引き締まった中型〜大型の体格です。
筋肉質なボディに短めの被毛、愛嬌あるしわ、そして力強い下顎を持っていますが、ブルドッグより体高が高くスタイリッシュな雰囲気。
性格は非常に明るく家族思い、そして勇敢さや防衛本能も高いので、番犬や警察犬としても活躍することがあります。
ブルドッグより運動量が多く、しっかりした運動管理が必要です。
「ブルドッグっぽいけどシュッとしてる!」そんな犬がいたら、それはきっとボクサー。
【ピットブル】アメリカン・ブルドッグと混同されがち?
「ピットブル」とは正式には「アメリカン・ピット・ブル・テリア」という犬種。
アメリカン・ブルドッグと混同されやすいですが、より筋肉質でアスリート体型、頭部が小さく、顔つきがシャープなのが特徴です。
ピットブルは闘犬の歴史を持ち、力強さ・勇敢さ・スタミナが強調されています。
アメリカン・ブルドッグが“家庭的な大型犬”なのに対し、ピットブルは“最強の運動選手”といったイメージ。
性格はしっかりしつけをすれば家族に従順ですが、体力や力が非常に強いので飼育には十分な知識が必要です。
知る人ぞ知る?「オールド・イングリッシュ」と「ミニチュア」の話
ブルドッグの種類を調べていると、時々「オールド・イングリッシュ・ブルドッグ」や「ミニチュア・ブルドッグ」という名前も見かけます。
どちらも一般的なペットショップではなかなか出会えない、“マニア向け”ともいえる希少な存在。
ここでは、絶滅種から健康志向の新しい品種まで、ブルドッグの「もうひとつの物語」をわかりやすくまとめます。
かつて存在した「ミニチュア・ブルドッグ(トイ・ブルドッグ)」
「ミニチュア・ブルドッグ」は19世紀のイギリスで人気を博した小型ブルドッグ。
体格はイングリッシュ・ブルドッグにそっくりですが、より小ぶりで扱いやすいサイズが特徴でした。
しかし、19世紀末からフレンチ・ブルドッグが世界的に人気となると、その需要が低迷し、1930年代には絶滅したと言われています。
現在も“再作出”の取り組みが海外で進められており、「いつかまた本物のミニチュア・ブルドッグに出会えるかも?」と密かに期待するブルファンも多いです。
健康的に改良された「オールド・イングリッシュ・ブルドッグ」とは
「オールド・イングリッシュ・ブルドッグ」は、イングリッシュ・ブルドッグの健康面(呼吸器や皮膚のトラブル)を改善するために近年再作出された新しい品種。
もともと18〜19世紀のイギリスにいた古いタイプのブルドッグを再現しようと、アメリカなどで交配が進められました。
現代のイングリッシュより鼻がやや長く、呼吸器が強化されているのが特徴。
アジリティやドッグスポーツにも参加できるような健康体を持ち、「健康的なブルドッグの理想型」として注目されています。
日本ではまだ珍しいですが、健康志向の飼い主さんから今後ますます人気が高まるかもしれません。
運命の1頭に出会うには?ブルドッグ専門のブリーダー・ショップ
ブルドッグはどの種類もしっかりしたブリーダーや専門ショップから迎えることが大切です。
一般的なペットショップではなかなか出会えなかったり、健康や血統に不安が残る場合も多いため、信頼できる専門店や直営犬舎を探すのが理想です。
ここでは日本国内でブルドッグ好きの間でも評判の、実力派ブリーダー・専門店を2つピックアップ。
それぞれの特徴やサポート内容も解説しますので、「憧れのブルと出会いたい!」という方はぜひ参考にしてください。
【東京・世田谷】フレンチブルドッグ専門店「BULLDON’S(ブルドンズ)」
フレンチブルドッグを“とにかく可愛く・健康に”育てたい方に大人気のブリーダー直営店。
BULLDON’Sは、健康第一・顔立ち重視で有名なフレンチ専門店です。
独自の血統管理や健康チェックが徹底しており、見学や飼育相談もとても丁寧。
パピーの社会化・性格評価にも力を入れているため、初めての飼い主さんやファミリーにも安心です。
また、卒業生のオーナー同士が交流できるコミュニティもあり、飼い主ライフをフルサポートしてくれるのが嬉しいポイント!
【茨城・全国】イングリッシュブルドッグ専門犬舎「BULL PEENATS(ブルピーナッツ)」
ショークオリティのイングリッシュ・ブルドッグが欲しいなら必見の名門犬舎。
BULL PEENATSは、長年にわたり健康で美しいイングリッシュ・ブルドッグを専門にブリードしており、血統の良さ・ショー受賞歴の多さ・アフターサポートの手厚さで全国にファン多数。
ブリーダー直営のためパピー期からの健康管理や性格チェックも万全。
遠方からの問い合わせや見学も歓迎してくれるので、「本物のブルと出会いたい」こだわり派にもおすすめです。
良いブリーダー・ショップを見極めるコツ
運命のブルドッグに出会うには、信頼できるブリーダーや専門店を選ぶ目が超重要!
● 見学や飼育相談を丁寧にしてくれる
● 両親犬や生活環境をしっかり見せてくれる
● 健康管理(ワクチン・遺伝病検査など)が徹底している
● 迎えた後のサポートが手厚い
こうしたポイントをしっかりチェックし、「一生のパートナー」となる1頭と巡り合いましょう。
ブルドッグ系(短頭種)を飼う前に知っておくべき3つの覚悟
ブルドッグ系の犬は個性も愛嬌も抜群ですが、独特の体質や生活上の注意点が多い“短頭種”。
迎える前に知っておかないと「こんなはずじゃなかった…」となることもあります。
ここでは、どのブルドッグにも共通する「覚悟しておきたいポイント」を3つ厳選。
家族みんなが納得&安心してブルライフをスタートできるよう、現実的な注意点を徹底解説します。
「いびき」と「よだれ」は愛嬌!
ブルドッグと暮らし始めると、まず驚くのが豪快ないびきとたっぷりのよだれ。
鼻が短く気道が狭い「短頭種」特有の構造で、寝息や寝言もけたたましく、まるで小さな機関車のようなサウンドが聞こえます。
また、食事のあとや興奮したときなどには、口元からよだれがたっぷり…
家具や床にシミができやすいので、タオルやよだれ掛けは“生活必需品”!
この個性も「可愛い!」と受け止められる飼い主さんこそ、ブルドッグと幸せに暮らせます。
体温調節が苦手なのでエアコン管理は24時間
ブルドッグの最大の弱点は「暑さ・湿気」。
短頭種はもともと口呼吸が中心で、気温や湿度の変化に弱く、特に夏場は熱中症リスクがとても高いです。
「ちょっと暑いかな?」と感じた時点で既に危険信号。
24時間エアコンで室温・湿度管理を徹底し、散歩は早朝や夜間の涼しい時間だけに。
短い鼻では体温を効率的に下げられないため、常に快適な空間を用意できるかがカギです。
シワの間は毎日拭いて清潔に
ブルドッグはシワの多い顔と体がトレードマーク。
でも、そのシワの間には汗や汚れ、食べかすが溜まりやすく、放っておくと皮膚炎やアトピーなど深刻なトラブルにつながります。
毎日柔らかい布やペット用ウェットシートで丁寧にシワの間を拭くことが大切。
しわの間が赤くなっていないか、かゆがっていないかも日々チェックしましょう。
清潔さと健康を守る“愛情ケア”が、ブルドッグと長く楽しく暮らすための秘訣です。

まとめ:ライフスタイルに合わせて最適な「ブル」を選ぼう
ブルドッグにはイングリッシュ・フレンチ・アメリカンという3つの個性豊かな種類があり、それぞれ体格も性格も飼育の難しさもまったく異なります。
さらに、ボストン・テリアやパグ、ボクサー、ピットブルなど「ブルドッグに似た犬」も身近にたくさん。
見た目だけでなく、運動量や健康リスク、毎日のケアの大変さも含めて、あなたのライフスタイルや家族構成に一番合うブルを見つけることが何より大切です。
また、専門店や信頼できるブリーダー選びも愛犬の健康と幸せを左右します。
「いびきもよだれも丸ごと愛せる!」そんな覚悟と、毎日のしわケア・温度管理などの地道なお世話を楽しめる方こそ、ブルドッグとの最高の時間を過ごせるはず。
この一覧&比較を参考に、あなたと運命のブルドッグが素敵な出会いを果たせますように!

