ふわふわで愛らしいチワワ。
どんなカットスタイルが一番似合うのか悩んでいませんか?
この記事では「たぬきカット」を中心に、丸く可愛いチワワの人気カットスタイルや失敗しないオーダー方法、トリミングをもっと楽しくするポイントまで、たっぷりボリュームでご紹介します。
読み進めるほどに、うちの子をどんな姿に変身させようかワクワクが止まらなくなるはず!
チワワにトリミングは必要?「丸く整える」メリットとは
「チワワはカットが不要」と言われることも多いですが、実際のところはどうなのでしょうか?
この章では、ロングコートチワワにカットが必要になる理由や、丸みを意識したスタイルがどんなメリットをもたらすのかを解説していきます。
本来はカット不要?チワワの毛質の基礎知識
チワワには「スムースコート」と「ロングコート」の2タイプが存在します。
特に日本で人気のロングコートは、豊かな被毛が特徴的です。
実はチワワの多くはダブルコートで、内側に柔らかいアンダーコート、外側にしっかりとしたトップコートが生えています。
この二重構造の被毛は、もともと抜け替わるサイクルが決まっており、トイプードルやシュナウザーのように「毛が伸び続けてしまう」犬種とは違い、ある程度伸びると自然と生え変わる性質があります。
したがって、「被毛の健康」という観点だけでいえば、本来はサロンで定期的な全身カットをする必要は少ないのです。
しかし、毛の量や伸び方には個体差があり、足周りやお尻周り、顔周りなどは毛玉やもつれが発生しやすく、そのまま放置すると汚れがたまりやすくなります。
加えて、カットをしすぎると毛質の変化や「バリカン後脱毛」のリスクがあることにも注意が必要です。
特に皮膚近くまでバリカンをかけると、一時的に毛が生えにくくなったり、毛並みがゴワつくなどの変化が起こることも。
カットのしすぎは避け、毛質や成長サイクルを理解して適度なトリミングを心がけましょう。
「丸く」カットすることで得られる3つのメリット
チワワのカットで意識したいのが、「丸み」のあるシルエットです。
この「丸く整える」ことで、さまざまなメリットが生まれます。
-
1. 子犬のような若々しい印象(ベビーフェイス)になる
顔周りや体のラインをまんまるに整えることで、年齢問わず幼い印象や愛らしさが引き立ちます。
特に「たぬきカット」や「丸耳カット」は、まるでぬいぐるみのような見た目になるので、家族みんなの癒しになること間違いなし! -
2. お尻や足回りの汚れを防ぎやすい(衛生面の向上)
毛を丸くカットすることで、お尻まわりや足元に汚れがつきにくくなります。
散歩帰りやトイレ後のお手入れもラクになるため、清潔を保ちやすいのがうれしいポイントです。 -
3. 夏の暑さ対策・冬の毛玉対策にも
丸みを意識したカットは、過剰に短くせず適度にボリュームを残せるため、夏は熱がこもりにくく、冬は毛玉ができにくいというバランスの良さも持ち合わせています。
ただし、サマーカットのような「極端な短毛」は皮膚トラブルの元になりやすいので要注意。
チワワのカットは見た目だけでなく、健康管理の一部としてもとらえましょう。
丸いカットは清潔さと愛らしさを同時に実現するベストバランスです。
【指名No.1】チワワの「たぬきカット」と「柴犬カット」の違いは?
ロングコートチワワのカットで特に人気を集めているのが「たぬきカット」と「柴犬(豆柴)カット」。
この2つは見た目がよく似ているので、どちらにしようか迷ってしまう飼い主さんも多いのではないでしょうか?
ここでは、それぞれの特徴や違い、オーダー時のコツまで徹底的に解説します。
チワワの個性を最大限引き出すために、ピッタリのスタイルを見つけてあげましょう。
愛嬌たっぷり!「たぬきカット」の特徴とオーダーのコツ
たぬきカットは、首周りや顔、体全体をまんまるに整えることで、まるでたぬきのような優しい雰囲気を演出するスタイル。
チワワの可愛らしい小顔やクリっとした瞳が一層引き立つ、愛らしさ満点のカットです。
首元や体のボリュームをやや多めに残しつつ、耳や顔まわりを丸く仕上げることで、ぬいぐるみのようなモフモフ感が生まれます。
オーダーのコツは、具体的に「全体をまるく」「体のラインを残したい」「首の毛を少しふんわりめに」と伝えること。
写真を持参すれば、イメージもより伝わりやすくなります。
毛量が多い子ほどたぬき感がアップしますが、毛が少なめの場合は思ったほどの丸さが出ないことも。
その点はトリマーさんとよく相談しましょう。
また、顔や耳、体の「どの部分をどれくらい丸くするか」も具体的に伝えるのが失敗しないポイントです。
スッキリ凛々しい「柴犬(豆柴)カット」との決定的な違い
柴犬カットは、チワワの立ち耳や凛々しさを活かしつつ、全体を短め&すっきり仕上げるのが特徴。
顔周りは丸く、体は首元から背中、しっぽにかけて短く刈り込むことで、豆柴のようなシルエットに近づきます。
ここがたぬきカットとの大きな違いで、柴犬カットは首まわりもシュッとコンパクトに整え、見た目がシャープでアクティブな印象になります。
耳のラインも、柴犬カットではピンと立った三角を意識し、余分な毛をしっかり整えます。
表にまとめると…
| カット名 | 首元の仕上がり | 耳の形 | 全体のフォルム | 向いている毛量 |
|---|---|---|---|---|
| たぬきカット | ボリューム多め・ふんわり丸 | 丸みを意識(まる耳でも可) | 全体的にまんまる | 毛量が多い子 |
| 柴犬カット | すっきりタイトに | 立ち耳を強調しシャープに | 豆柴風、引き締まった印象 | 毛量が少なくてもOK |
たぬきカットは「幼い雰囲気」、柴犬カットは「きりっと賢そう」な印象になるのが最大の違い。
どちらも魅力的ですが、「とにかくモフモフしたい」ならたぬきカット、「すっきりスタイリッシュ」なら柴犬カットを選んでみてください。
サロンで迷ったら、写真や画像を見せて「この丸さがいい」「このくらいの長さ」とリクエストすると間違いがありません。
「丸く」なりたい!チワワの部位別・人気ラウンドスタイル集
チワワの魅力を引き出す「丸み」をテーマに、顔・お尻・耳などパーツごとに人気のカットスタイルを大特集!
「チワワ カット 丸く」で検索されることが多い“まんまる感”の作り方や、こだわりポイント、オーダー時のポイントを徹底解説します。
あなたの愛犬にぴったりな「ラウンドスタイル」を見つけてくださいね。
【顔周り】輪郭を繋げて作る「まんまるフェイス」
チワワの小顔を最大限に生かすなら、「まんまるフェイス」がおすすめ。
このカットは、顔まわりの被毛と頬、耳の付け根、エラまでしっかり繋げることで、顔がひとつの大きな円に見えるのが特徴です。
まるでぬいぐるみやアニメキャラのような可愛さを演出できるので、家族やお友だちからも「可愛くなったね!」と褒められること間違いなし!
ポイントは、エラから下顎、首周りの毛をぼかしながら丸く整えること。
ここで「ハサミを使ってふわっと仕上げたい」「顔の輪郭がシュッと見えないように」という希望をトリマーさんに伝えると、より理想の形に近づきます。
耳と顔の境目も丸くぼかすことで、やわらかく優しい表情に変身します。
目元や口元がはっきり見えるように、顔の中心部はやや短めにすると、チワワらしいクリっとした表情がさらに引き立ちますよ。
【お尻】歩く姿が可愛い「桃尻カット(ピーチカット)」
チワワのお尻を可愛く見せたいなら、断然「桃尻カット」!
丸みを強調してカットすることで、まるで桃の実のようにプリッとしたシルエットが生まれます。
歩いたときにお尻がふんわり揺れるのが最大の魅力。
また、肛門周りの毛を短くしておくことで、トイレ後の汚れ防止や、お尻の蒸れ・被毛の絡まりを予防できるという機能面のメリットも。
カットのポイントは、「肛門まわりをバリカンでスッキリ」「その周囲をハサミでぼかして自然な丸みを出す」こと。
全体を短くするだけでなく、丸くふわっとしたフォルムをキープしたい場合は、サイドや太ももにかけてグラデーションをつけるとより綺麗な丸みになります。
部分カットで済ませたい方にもおすすめのスタイルです。
【耳】ミッキーみたい?個性が光る「丸耳カット」
チワワならではの大きなお耳をチャームポイントにしたいなら「丸耳カット」がおすすめ。
耳の先端や縁をハサミで丸く仕上げることで、正面から見るとミッキーマウスのような可愛いシルエットに早変わり!
このカットは耳が大きく、飾り毛がふさふさした子に特に映えます。
耳の形だけで表情がガラッと変わるので、他のワンちゃんと差をつけたい方にもピッタリ。
耳の飾り毛を丸く整えるだけでなく、顔まわりとのバランスを意識して「小顔に見える位置で丸みを出してほしい」とオーダーするのがコツ。
逆に、シャープな立ち耳を強調したい場合は「柴犬カット」のように角を残すのも◎。
チワワの個性や被毛のボリュームによってアレンジ自在なのがこの「丸耳カット」の魅力です。
定番から個性派まで!チワワのヘアカタログ2025
チワワの可愛さをさらに引き出す多彩なカットスタイル。
ここでは「たぬき」や「丸耳」だけじゃない、今年注目の定番~アレンジ系まで、最新トレンドを徹底解説!
季節やライフスタイル、毛質に合わせた理想のヘアカタログから、あなたの愛犬にぴったりな“推しカット”を見つけてください。
夏におすすめ!機能的な「サマーカット・ライオンカット」
夏のチワワのカットといえば「サマーカット」と「ライオンカット」が根強い人気。
サマーカットは全身を短めに整えることで、お手入れの手間や毛玉の発生をぐっと抑えられます。
スムースコートのような印象にもなり、暑い時期の蒸れ防止に役立ちますが、短くしすぎは要注意。
皮膚が透けて見えるほどの極端な短毛にしてしまうと、紫外線や直射日光で火傷や炎症のリスクが高まります。
バリカンを使う場合は6mm以上、できれば10mm程度の長さを残すのが安心です。
ライオンカットは胸元や頭、しっぽの先にボリュームを残し、それ以外を短く刈り上げるデザイン性重視のスタイル。
たてがみのボリュームや長さを変えることで、「可愛い系」「かっこいい系」など様々なイメージを楽しめます。
たてがみ部分は毛玉になりやすいので、毎日のブラッシングやお手入れも欠かさずに行いましょう。
どちらのスタイルも、お手入れが簡単なうえに、暑さ対策・イメチェンどちらにも対応できる万能カットです。
上品さを残す「ナチュラル・アンダーラインカット」
チワワ本来の美しさやゴージャス感を残したいなら「ナチュラルカット」や「アンダーラインカット」がおすすめ。
ナチュラルカットは「どこを切ったのか分からない」ほど自然な仕上がり。
顔や足先、しっぽ、首周りの飾り毛をほんの少し整えるだけで、上品な美しさと清潔感を同時に叶えられます。
日常のお手入れがしやすくなり、伸びっぱなしのボサボサ感を解消しつつ、ふんわりした質感も楽しめます。
アンダーラインカットは体の下側だけをカットし、足回りの被毛を短くまとめてすっきり見せる技術。
「トリミングで見た目を大きく変えたくない」「自然なままが一番可愛い!」という方にもおすすめです。
どちらも毎日のブラッシングと組み合わせることで、毛玉防止&健康維持にもつながります。
飾り毛を活かした「パピヨン風エレガントカット」
ゴージャスで華やかな雰囲気を演出したい方に人気なのが「パピヨン風カット」。
これはロングコートチワワならではの飾り毛の長さを活かし、耳や首周りを長めに残して小顔に見せるカットです。
耳の飾り毛がまるで蝶の羽のように広がり、優雅で気品のあるスタイルに変身します。
体の毛を短くして顔や耳まわりを長めに残すことで、メリハリがついて一層エレガントに。
飾り毛の長さやボリュームは好みに合わせて調整できるので、「小顔に見せたい」「ゴージャスに仕上げたい」など希望をしっかり伝えましょう。
ただし、耳まわりや首元は毛玉になりやすいため、こまめなブラッシングやシャンプーが欠かせません。
他にも、背中やお尻、しっぽにハート型やイニシャルなどの「デザインカット」を加えると、世界でひとつだけのオリジナルスタイルも楽しめます!
失敗しない!トリマーへのオーダー方法と注意点
どんなに素敵なカットをSNSや雑誌で見つけても、「いざサロンに行ったらイメージと違った…」という失敗談は意外と多いもの。
ここでは、後悔しないためのトリマーさんへの伝え方や注意したいポイントを徹底ガイド!
カットの出来栄えを左右する“伝え方のコツ”をマスターして、理想の「丸み」を叶えましょう。
「短く」「丸く」は人によって違う!写真持参の重要性
カットの失敗あるあるといえば、「思ったより短すぎた!」「全然丸くなってない!」など、イメージのズレによるトラブル。
この原因は、飼い主さんとトリマーさんの“言葉の認識違い”にあります。
たとえば「丸く」「短めで」と伝えても、どのくらい丸くするのか、どこをどれくらい短くするのかは人によって解釈がバラバラ。
そのため、理想の仕上がり写真やイラストを何枚か持参して見せることが最大のコツです。
特にインスタやネットで見つけた「この子みたいなカットにしたい」「この顔の輪郭が好き」など具体的な例を提示すると、トリマーさんもイメージを掴みやすくなります。
逆に「ここは切らないでほしい」「耳の長さは残したい」など、こだわりポイントやNGも事前に伝えるのがおすすめ。
オーダーシートを活用したり、写真を見せながら細かく相談することで、イメージ通りの「可愛い丸み」に一歩近づけます。
バリカンを使うか、オールシザー(ハサミ)にするか確認しよう
仕上がりの質感や、愛犬の被毛への負担を考えるなら「バリカンかハサミか」の選択も重要ポイント。
バリカンは短時間でスッキリ仕上がりますが、刈りすぎると「バリカン後脱毛症」や「毛質変化」のリスクが出ることがあります。
チワワは皮膚が薄くデリケートなため、極端な短毛は避けるのが無難。
ふんわりした仕上がりや、まんまる感・自然なボリュームを残したいなら「オールシザー(ハサミ仕上げ)」がおすすめです。
ハサミは時間がかかる分、被毛への負担が少なく、柔らかい印象に仕上げることができます。
サロンによっては「ハサミ仕上げはオプション料金」となる場合もあるため、料金や所要時間を事前に確認しましょう。
迷ったときは「部分的にバリカン・顔や仕上げはハサミ」など、組み合わせてもらう方法もOK。
トリマーさんと相談して、愛犬の体調や毛質に合わせた方法を選びましょう。
理想を叶えるためのコミュニケーション術
トリマーさんとの信頼関係は、カットの仕上がりに直結します。
SNSで好みのカットが得意なサロンを探したり、口コミで「チワワのカットが上手」と評判のトリマーさんを選ぶと安心です。
もし可能なら「担当制」にしてもらい、毎回同じトリマーさんにお願いすると、愛犬の個性や好みをより理解してもらいやすくなります。
「家ではどんな生活をしているのか」「どのくらいブラッシングできるのか」など、普段のお手入れ事情や困りごとも遠慮せず伝えてOK!
特に初めてのカットやスタイルチェンジをお願いする際は、こまめな相談や途中確認を入れてもらうのも一つの手。
気になることはその場で聞き、「どこをどう切るのか」納得したうえでお任せしましょう。
失敗を防ぐためには「遠慮しない」「何でも相談する」ことが最重要ポイントです。
理想の「丸み」を叶えてくれる!注目のトリミングサロン実例
理想の“まんまるカット”を実現したいなら、サロン選びも超重要!
この章では、「チワワの丸みカット」が得意な人気トリミングサロンの実例を紹介しながら、どんな工夫や技術でふわふわシルエットを作っているのかを徹底解説します。
SNSでも話題のトリマーさんの技術やサービス内容も合わせてご紹介しますので、愛犬のイメチェン計画にぜひ役立ててください。
【東京・広尾】デザインカットが得意な「Miss Bibbi」
オシャレで個性的なラウンドカットを叶えたいなら、東京・広尾の「Miss Bibbi」は要チェック!
トイプードルやビションフリーゼだけでなく、チワワの丸みカットも多数手掛けており、SNSや口コミで「ふんわり小顔に仕上げてくれる」と大人気です。
このサロンの特徴は、「その子の毛質や骨格・生活スタイル」に合わせてカットをカスタマイズしてくれること。
「たぬきカット」や「丸耳カット」はもちろん、部分デザインやオリジナルの丸いシルエットを一緒に相談しながら作り上げていきます。
イメージ画像の持参にも快く対応してもらえるので、初めてでも理想のカットを実現しやすいのが魅力。
ふわふわ仕上げのためのブラッシングやケアも丁寧に教えてもらえるので、初サロンデビューにもおすすめです。
【東京・世田谷】トイプードルだけじゃない「Trimming Salon VIDO」
ふんわり仕上げに定評がある「Trimming Salon VIDO」も、チワワの丸みカットでリピーターが絶えない人気店。
シザーカット(オールハサミ仕上げ)が得意なトリマーさんが揃っており、柔らかい被毛の丸さを最大限に活かしたカットを提案してくれます。
トイプードル専門と思われがちですが、実はチワワやダックスなどの小型犬にも積極的に対応。
「顔まわりをとにかくまんまるに!」「耳を丸く小さく見せたい」など、細かな要望もきめ細かく対応してくれます。
バリカンでは出せない「自然な丸み」「ぬいぐるみ感」を出したい方にはとくにおすすめ。
サロンごとに得意なスタイルやアレンジも異なるため、公式SNSやWEBサイトで過去の作例をチェックし、理想に近いお店を探すのがベストです。
【プライベートサロン】小型犬専門「Dog salon ROSE」も人気
愛知県名古屋市にある「Dog salon ROSE」も、ふんわり仕上げやチワワの個性派カットで評判のサロン。
小型犬専門で、一頭一頭とじっくり向き合ってもらえる点が大きな魅力です。
爪切りやシャンプーからカット、アフターケアまで一人のトリマーさんが担当してくれるので、犬が苦手な子や怖がりな子も安心してお任せできます。
「普段自宅ではどのくらいお手入れできるか」「どんな雰囲気にしたいか」など、ライフスタイルや希望をしっかり聞き取ってからカットを提案。
「丸くふんわり」「短めでスッキリ」など、チワワごとの違いを大切に仕上げてくれるのが特徴です。
サロン選びに迷ったら、こうした口コミの多いプライベートサロンや小型犬専門店も候補にしてみてください。
自宅で長持ち!丸いフォルムをキープするお手入れ術
せっかくサロンで可愛い“まんまるカット”に仕上げてもらっても、おうちでのお手入れが雑だとすぐにボサボサ、毛玉だらけになってしまいますよね。
この章では、自宅でチワワの丸みフォルムを長持ちさせるためのブラッシング術やセルフケアを詳しくご紹介します。
初心者でも続けやすいコツや、おすすめグッズも盛りだくさん!
毎日の“愛犬コミュニケーション”としてもぜひ楽しんでみてください。
ブラッシングで「フワモコ」を維持する方法
丸いシルエットをキープする最大の秘訣は、毎日のブラッシング!
ロングコートチワワはダブルコートで毛量も多く、放っておくとすぐ毛玉やもつれができてしまいます。
まず使いたいのが「スリッカーブラシ」。これは被毛の奥に入り込んだ抜け毛や絡まりをやさしくほぐし、全体をふんわり立たせるのに最適です。
次に「コーム(くし)」で毛流れを整えたり、細かい部分の毛玉を見つけてあげましょう。
理想は毎日1回、最低でも2~3日に1回はブラッシングしてあげることで、被毛の通気性もアップし、皮膚病の予防にもつながります。
お顔まわりや耳の付け根、しっぽの飾り毛は特に毛玉ができやすいので、丁寧にやさしくとかしてあげましょう。
「ブラシを嫌がる子」には、おやつや優しい声かけをしながら楽しい習慣にしてあげるのがおすすめです。
顔周りやお尻のちょっとしたセルフケア
顔まわりやお尻まわりは、家庭でも“プチカット”ができるととても便利。
お尻や足回りの毛は、トイレ後の汚れ防止や、床で滑らないためにも定期的に短く保ってあげるのが大切です。
家庭用のペット用スキバサミや小バサミを使い、「毛の流れに沿って少しずつカット」していきましょう。
お尻は肛門周りを丸く、お顔は輪郭を崩さない程度にちょこっと整えるのがポイント。
ただし、スタイルカット(たぬきカットや柴犬カットなど)や左右対称のカットは高度な技術が必要なので、慣れていない場合はサロンにお任せした方が安心です。
セルフカットの際は安全を最優先に、ワンちゃんが動かないようしっかりサポートしながら行いましょう。
日常ケアと合わせて、お耳のチェックや爪切り、歯みがきなどもプラスすれば、健康キープにも役立ちます。
丸みを崩さないための「シャンプー&ドライ」のコツ
自宅でのシャンプーやドライも、丸いカットを長持ちさせるためには超重要!
シャンプーは「犬用の低刺激シャンプー」を使い、ぬるま湯でやさしく洗いましょう。
ゴシゴシこすらず、泡で包み込むように洗うのがコツです。
ドライはタオルで優しく水気を取った後、「ドライヤーの弱風」で毛を根元からふわっと立ち上げながら乾かしていきます。
ブラシを使いながら毛を逆立てるように乾かすと、サロン帰りのふんわり感が長続き!
湿気や半乾きは毛玉・臭いの原因になるので、「しっかり乾かす」こともお忘れなく。
定期的なプロのトリミングと、自宅でのケアを両立することで、いつでも“ふわまる”なチワワをキープできます。
まとめ:愛犬の毛量と骨格に合った「丸み」を見つけよう
チワワのカットは、ただ短くするだけでも、ただ流行りのスタイルを真似するだけでもありません。
大切なのは、その子ごとの毛量や骨格、顔立ち、性格まで見極めた上で「うちの子が一番可愛く見える丸み」を見つけてあげること!
たぬきカットや柴犬カット、桃尻カットや丸耳カットなど…同じ「丸く」でも仕上がりはまったく違います。
写真を活用した具体的なオーダーや、サロン選びの工夫、自宅でのこまめなブラッシング・お手入れなど、毎日の積み重ねが「ふわふわ可愛いチワワ」を作ります。
カットには健康面・衛生面のメリットもたくさんありますが、やりすぎ・刈りすぎには注意しながら、プロと相談してバランスの取れた「理想のまるみ」を目指してください。
たくさんのカット例やオーダー術を参考に、うちの子だけの“オンリーワンスタイル”を見つけて、お散歩やお出かけをもっと楽しく!
毎日がワクワク、愛犬との時間がもっとハッピーになりますように。

