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【2025年最新】毛が長い犬種21選!憧れの大型犬から可愛い小型犬まで、特徴とお手入れのコツを徹底解説

【2025年最新】毛が長い犬種21選!憧れの大型犬から可愛い小型犬まで、特徴とお手入れのコツを徹底解説

ふわふわ、サラサラ、ゴージャス…毛が長い犬種には誰もが一度は憧れる魅力がたっぷり詰まっています。
見た目の美しさや可愛さはもちろん、品格漂う存在感や愛らしさで人気の長毛犬たち。
この記事では、2025年最新版の情報をもとに、大型犬から小型犬まで多彩な毛が長い犬種21選を徹底解説!
それぞれの特徴や性格、お手入れのコツ、名付けのヒントまで盛りだくさんにご紹介します。
さらに、抜け毛や被毛の知識、毎日のお手入れ方法、長毛種の気になるQ&Aも網羅!
読み終えた頃には、あなたもきっと“もふもふ”の虜に…!

目次

優雅で美しい!毛が長い犬(長毛種)の魅力と飼う前の心構え

長毛種のわんこたちは、その圧倒的なビジュアルだけでなく、飼い主との特別な時間を作ってくれる素敵な存在です。
シルクのように流れる毛並みや、ぬいぐるみのようなモフモフ感、歩くだけで優雅に揺れる被毛…
思わず撫でたくなるその手触りや存在感に、毎日の癒しをもらっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、華やかな見た目の裏側には「お手入れ必須」という現実も!
美しい被毛を保つためには、定期的なブラッシングやシャンプー、トリミングなどのお世話が欠かせません。
長毛犬の魅力を最大限に楽しむためには、飼う前から「毎日のお手入れも一緒に楽しむぞ!」という気持ちがとても大切です。
お世話の時間も、愛犬との大切なコミュニケーションタイム。
憧れの長毛犬と暮らす前に知っておきたい、心構えや準備ポイントもチェックしてみましょう。

長毛種ならではの魅力とは?

毛が長い犬種といえば、「ゴージャス」「優雅」「ぬいぐるみのよう」といったイメージが浮かびますよね。
ふわふわとしたシルエットや、シルクのような毛並み、歩くたびに毛が揺れる様子などは、まさに長毛犬ならではの特権。
中には映画やCMで憧れた犬種も多いはず。
家にいるだけで癒しや自慢、話題を運んでくれる存在です。
また、長毛犬は「カットスタイルのバリエーション」が豊富!
サロンで流行りのカットに挑戦したり、個性的なアレンジを楽しんだりと、愛犬との暮らしの楽しさも倍増します。

お手入れ必須!飼う前に知っておきたいこと

見た目の可愛さに惹かれて飼い始める方も多い長毛種ですが、「想像よりお手入れが大変だった!」と感じる方も実は多いのが現実。
長毛犬を迎えるなら、毎日または週に数回のブラッシングは“絶対に欠かせないルーティン”です。
放置してしまうと、毛玉やもつれ、抜け毛の蓄積、皮膚トラブルの原因になってしまうことも。
一方で、このお手入れタイムは飼い主さんと愛犬の「信頼関係」を深める貴重なスキンシップでもあります。
最初は手間に感じても、だんだんと愛犬との“特別なコミュニケーション”になっていくことでしょう。

長毛種の「抜け毛」「被毛」タイプも知ろう

毛が長い=抜け毛が多い、というイメージがありますが、実は犬種ごとに抜け毛の量や被毛のタイプはさまざま。
「シングルコート」「ダブルコート」といった被毛構造の違いによっても、お手入れの仕方や抜け毛の時期・量が大きく変わります。
理想の愛犬選びには、被毛タイプの違いにも注目してみてくださいね。

【大型犬編】存在感は格別!一度は飼ってみたい毛の長い大型犬5選

大型の長毛種は、まるで絵本や映画の中から飛び出してきたような優雅な存在感。
広いお庭やアウトドアが似合うゴージャスな体格と豊かな被毛に、誰もが一度は憧れるはず。
ここでは、2025年最新情報で選ぶ“毛が長い大型犬”の代表格を5犬種ピックアップ。
それぞれの特徴やお手入れポイント、名付けのヒントも交えて詳しく紹介します!

ゴールデン・レトリーバー

性格と特徴

ゴールデン・レトリーバーといえば、フレンドリーで賢く、穏やかな性格が魅力。
優しいまなざしとしなやかに揺れるゴールドやクリームの被毛、胸や足に生える長い飾り毛が特徴です。
家族思いで忍耐強く、子どもや他のペットとも仲良くできる理想のファミリードッグ。
成犬の体高は54~61cm前後、体重は25~34kg程度。
耐水性のあるダブルコートを持ち、アウトドアでも頼れる相棒です。

お手入れのポイント

ゴールデン・レトリーバーは、長く柔らかい上毛と密な下毛を持つダブルコートの犬種。
春と秋に「換毛期」があり、その時期は大量のアンダーコートが抜けます。
被毛は一定の長さ以上は伸びませんが、毛量が多く毛玉やもつれができやすいので、最低でも週3回、できれば毎日ブラッシングが理想的です。
換毛期は抜け毛対策として、専用のブラシを使って丁寧にケアしましょう。
また、シャンプーは月1回程度を目安に、皮膚トラブルや被毛のベタつきが気になるときはプロのサロン利用もおすすめ。

名付けのヒント(人気の名前やイメージ)

ゴールデン・レトリーバーの名前は、温かみや優しさ、太陽・黄金のイメージから選ぶ方が多いです。
「サニー」「ルナ」「ハニー」「リオン」「ラブ」「ゴールド」など、親しみやすく呼びやすい名前が人気。
アウトドアが似合う“アースカラー”の名前や、英語圏の定番ネーム「マックス」「ベラ」もよく見かけます。

アフガン・ハウンド

性格と特徴

「貴公子」とも呼ばれるアフガン・ハウンドは、気品ある顔立ちと流れるような長い被毛がとても印象的。
スリムな体型と小さな顔、細くシルキーなコートが特徴で、ショーでも目立つ存在感です。
性格は独立心が強くクール、けれど飼い主には甘える一面も。
運動能力が高く、昔は狩猟犬として活躍していました。
成犬の体高は60~74cm前後、体重は25~30kg前後と大型の中でもスラリとした体型。
被毛のカラーも豊富で、ブラック、クリーム、シルバー、ブルーなどさまざまな毛色があります。

お手入れのポイント

シングルコートの長毛種で、毛は床に着くほど伸び続けます。
アンダーコート(下毛)がないので換毛期はありませんが、被毛が細く絡まりやすいので日々のブラッシングが必須。
毛玉ができやすい耳や首元、わきの下などは特に念入りに。
毎日のケアが難しい場合は、週2~3回でもOKですが、静電気防止のスプレーやコームの併用がおすすめ。
プロのトリマーによる定期的なカットで清潔&美しさをキープしましょう。

名付けのヒント(人気の名前やイメージ)

エキゾチックな雰囲気から「アラジン」「ジャスミン」「プリンス」「サファイア」「シルク」など、オリエンタルで気品ある名前が似合います。
流れるような被毛から「リリー」「ヴィーナス」など優雅な響きも人気。
ショードッグのイメージで「レオ」「アレックス」といった格式高い名前もおすすめです。

バーニーズ・マウンテン・ドッグ

性格と特徴

力強い体格とジェットブラックのトライカラーが魅力のバーニーズ・マウンテン・ドッグ
性格は温厚で人懐っこく、家族を愛し、子どもやほかのペットとも仲良くできるやさしさが光ります。
もともとスイス原産の作業犬だったため、我慢強く賢く、飼い主にとても忠実です。
成犬の体高は58~70cm前後、体重は35~55kgと超大型の仲間入り。
光沢ある直毛またはわずかにウェーブした被毛で、気品も溢れる大型犬です。

お手入れのポイント

シングルコートの長毛種で、抜け毛はそこまで多くありません。
被毛は一定以上は伸びず、定期的なカットは不要ですが、毛量が多くもつれやすいので丁寧なブラッシングはマスト。
特に、胸や足、首回りなどは毛玉になりやすいので、週に2~3回は全身をとかしてあげましょう。
シャンプーは月1回を目安に、皮膚の健康もチェックしましょう。

名付けのヒント(人気の名前やイメージ)

バーニーズは「バーニー」「ベア」「アース」「リキ」「ジャック」など、力強さや大地をイメージする名前が似合います。
また、三色毛色から「トリコ」「トリオ」などユニークな名前もおすすめ。
優しさや癒しを表す「スマイル」「メロウ」なども人気です。

サモエド

性格と特徴

真っ白で分厚い被毛と、いつもニコニコ微笑んでいるような「サモエドスマイル」で有名なサモエド
見た目は“動くぬいぐるみ”そのもの!
性格は陽気でフレンドリー、家族にはとても従順ですが、自立心もあり賢い犬種です。
成犬の体高は48~60cm前後、体重は16~30kg程度と、やや大きめの中~大型サイズ。
純白の毛色とクリームやビスケット(淡い茶色)が混ざる個体もいます。

お手入れのポイント

ダブルコートの長毛種で、硬い上毛とふわふわのアンダーコートが特徴。
春と秋に「換毛期」があり、その時期はごっそり毛が抜けるので注意。
普段からブラッシングを習慣にして、毛玉やもつれ予防&抜け毛対策を徹底しましょう。
シャンプーの頻度は月1回程度。被毛の量がとても多いので、しっかり乾かすのもポイントです。
カットは基本不要ですが、サマーカットを選ぶ飼い主さんもいます。

名付けのヒント(人気の名前やイメージ)

「スノー」「シロ」「ホワイト」「アイス」「ミルキー」「フワリ」「スノウ」など、白さやもふもふ感をイメージする名前が王道。
サモエド特有の“微笑み”から「スマイル」「ピース」なども人気。
北国・雪国由来の「ノース」「アラスカ」などもぴったりです。

ラフ・コリー

性格と特徴

首回りの豊かなラフ(たてがみ)と、長く粗めの直毛が印象的なラフ・コリー
知的で優雅、家族を守る意識が強く、子どもや高齢者にもやさしく接する理想の家庭犬です。
映画やドラマ「名犬ラッシー」で有名な犬種でもあり、その賢さと美しさは世界中で愛されています。
成犬の体高は51~61cm前後、体重は18~29kg程度。
毛色はセーブル、トライカラー、ブルーマールなどバリエーションも豊富です。

お手入れのポイント

ダブルコートで、首回りや尻尾、胸の毛が特にゴージャス。
換毛期には大量に毛が抜けるので、毎日~週4回程度のブラッシングが理想的。
普段から抜け毛や毛玉対策を心がけ、シャンプーも定期的に。
被毛は伸び続けることはなく、カットの必要はありません。

名付けのヒント(人気の名前やイメージ)

「ラッシー」「ロイ」「キング」「ベル」「プリンス」「ココア」「ブルー」「マーブル」など、優雅さや毛色、映画キャラにちなんだ名前が多いです。
家族愛のイメージから「ファミリー」「ハート」などもおすすめです。

【中型犬編】個性豊か!美しさと活発さを兼ね備えた長毛種5選

中型犬の長毛種は、可愛さと頼もしさ、活発さと気品のバランスが絶妙!
都会のマンションから郊外の一軒家まで幅広い環境に適応できるサイズ感で、家族と一緒に遊びたい人や運動好きな方にもぴったりです。
それぞれの犬種ごとに異なる被毛や性格が楽しめるのも中型長毛犬の大きな魅力。
ここでは、見た目も個性も抜群の“もふもふ”中型犬たちを5犬種ご紹介します!

ボーダー・コリー

ボーダー・コリーは、世界一賢い犬と称されることも多いほどの知能と、エネルギッシュな運動能力が魅力!
なめらかで長い上毛と、柔らかい下毛がしっかり密生したダブルコートで、ブラック&ホワイトをはじめ、レッド、ブルーマールなど毛色も豊富です。
牧羊犬としての歴史が長く、運動神経抜群。飼い主の指示をよく聞き、アジリティやディスクドッグなど多くのドッグスポーツで活躍しています。
一方で、頭が良すぎてイタズラもお手の物なので、遊びやトレーニングを欠かさない生活が理想的です。
毛はある一定以上は伸びませんが、春と秋には「換毛期」として大量の抜け毛が出ます。
抜け毛シーズンには毎日のブラッシングで健康な被毛を維持し、普段は週2〜3回のブラシケアでOK。
コミュニケーションが大好きなので、お手入れの時間も一緒に遊びながら楽しく!

アメリカン・コッカー・スパニエル

アメリカン・コッカー・スパニエルは、絹糸のような長い被毛と大きな垂れ耳が特徴の人気犬種。
上毛は直毛〜わずかなウェーブがあり、アンダーコート(下毛)も豊かで、ダブルコート構造です。
毛色バリエーションはブラック、バフ、チョコレート、パーティカラーなど多彩で、サロンでのカットスタイルも楽しめます。
陽気で人懐こく、好奇心旺盛。家庭犬としてもドッグショーでも多くの人に愛される存在です。
被毛は伸び続けるので、月1回程度のカットやトリミングが必須。
耳や足回りの飾り毛は特に絡まりやすいので、毎日のお手入れが大切です。
毛玉予防のため、ブラッシング前に専用スプレーを使うのもおすすめ!
耳が大きく垂れているため、蒸れやすく、こまめな耳掃除も健康維持のポイントです。

シェットランド・シープドッグ

シェットランド・シープドッグ(通称:シェルティー)は、英国シェットランド諸島原産の牧羊犬。
ゴージャスな首回りの毛とスラリとした体型、キツネに似たかわいらしい顔立ちが特徴的です。
上毛は粗めで直毛、下毛はやわらかく密生しているダブルコートタイプ。
セーブル、トライカラー、ブルーマールなど美しい毛色がそろい、見た目はまさに“ミニチュア・ラフ・コリー”ともいわれます。
性格は賢く忠実、家族思いで警戒心も強いため、家庭犬にも番犬にもぴったり!
換毛期には抜け毛が大量に出るので、特に首周りや胸の毛を中心に毎日のブラッシングを習慣にしましょう。
カットは基本不要ですが、毛玉や汚れがつきやすい足回りやお尻は定期的にチェックを。

日本スピッツ

純白のふわふわ被毛がトレードマークの日本スピッツ
外向きに広がる直毛の上毛と、やわらかく短い下毛が密生するダブルコート構造で、まるで小さな白い雲のような見た目!
明るく快活な性格で、人見知りせず、家族にもフレンドリーです。
小型犬に分類されることもありますが、成犬体重は7〜10kg程度と中型サイズも多いです。
被毛は伸びずカット不要ですが、換毛期中は抜け毛がかなり多くなります。
特に春と秋はこまめなブラッシングで毛玉・抜け毛対策を。
皮膚がデリケートな子もいるので、肌にやさしいシャンプー選びも重要です。
真っ白な毛を美しく保つため、シャンプー後はしっかり乾かしてあげましょう。

スタンダード・シュナウザー

“おじさん眉毛”や口ひげのイメージでお馴染みのスタンダード・シュナウザーも、実は長毛中型犬の仲間。
やや硬めのワイヤーヘア(針金毛)と、密な下毛のダブルコート構造が特徴です。
ピュアブラックやソルト&ペッパーなどシックな毛色で、体格もバランスの良い中型。
知的で活動的、警戒心が強く守護本能もあるため、家庭犬・番犬として根強い人気です。
被毛はカットよりも“プラッキング(手で抜くケア)”が伝統的で、月1回はプロのトリミングがおすすめ。
家庭でのブラッシングも週2〜3回しっかり行いましょう。
眉毛や口周りは汚れやすいので、部分的なカットやケアも忘れずに!

【小型犬編】まるでぬいぐるみ!愛らしい毛の長い小型犬11選

小型犬の長毛種は、まさに「ぬいぐるみ」のような愛らしさがたっぷり!
見た目のキュートさだけでなく、家の中でも飼いやすいサイズ感や、サロンで楽しめる豊富なカットスタイル、家族とのスキンシップのしやすさも人気の理由です。
それぞれ個性豊かな小型長毛犬たちが、あなたの毎日に“ふわふわの癒し”を運んでくれるはず。
ここからは、特徴や性格、お手入れのポイントまで、【2025年最新】注目の毛が長い小型犬11犬種を詳しくご紹介します!

シー・ズー

シー・ズーは、丸い大きな瞳とふんわり長い被毛が特徴の人気犬種。
ダブルコートの長毛種で、基本的にはストレートですが、わずかにウェーブする個体も。
被毛は床につくほど伸び続けるため、カットの有無で印象が大きく変わります。
あらゆる毛色が存在し、ゴールド&ホワイトやブラック&ホワイトなどカラーも多彩です。
性格は穏やかで甘えん坊。
小さな体で堂々とした立ち居振る舞いを見せてくれるのも魅力です。
毎日のお手入れが欠かせず、被毛が絡みやすいためブラッシングと定期的なシャンプーを徹底しましょう。
お手入れが大変な場合は「パピーカット」など短めスタイルもおすすめです。

マルチーズ

マルチーズは、純白のなめらかな被毛と小さな体、まるで天使のような存在感!
被毛はシングルコートで、カットしなければ床まで伸び続けるのが特徴です。
「シルキーコート」と呼ばれるほど繊細な毛質で、淡いタンやレモン色の差し毛が入る子もいます。
明るく人懐こい性格で、誰とでもすぐに仲良くなれる可愛さが自慢。
細く絡まりやすい毛質のため、月1回のカットか、ロングスタイルの場合は毎日ブラッシングとお手入れが必須です。
抜け毛は比較的少なめで、室内犬としても優秀。
美しい毛並みを保つためには、シャンプーやトリートメントの品質にもこだわりたいところです。

ヨークシャー・テリア

ヨークシャー・テリアは、「動く宝石」とも称されるほどの美しい光沢ある被毛が自慢。
シングルコートで、絹糸のように真っすぐ長い毛が顔まわりや体全体を包み込みます。
毛色は「スティールブルー&タン」が一般的で、被毛は切らなければどんどん伸び続けます。
賢く活動的、好奇心旺盛で、小さいながらも勇敢な性格。
おしゃれを楽しむ飼い主には、さまざまなカットスタイルで自分だけのヨーキーを演出できるのも大きな魅力!
毎日のブラッシングと、月1回程度のカットで美しさをキープしましょう。
絡まりやすい顔まわりや耳の下は特に丁寧なケアが必要です。

ポメラニアン

ポメラニアンは、まるっとしたシルエットとモフモフの被毛が最大の魅力!
長くまっすぐな上毛と、綿毛のようにやわらかい下毛が外向きに開くダブルコート構造で、まさに「動くぬいぐるみ」そのもの。
毛色も10種類以上とバリエーション豊富で、ブラック、ブラウン、オレンジ、ホワイト、ブラックタンなどが人気です。
活発で賢く、明るい性格なので家族のアイドルにぴったり。
被毛は一定以上は伸びずカット不要ですが、換毛期にはごっそり抜けるため、毎日~週3回のブラッシングが理想です。
抜け毛や毛玉対策にはピンブラシやスリッカーがおすすめ。
丸いフォルムを活かした“たぬきカット”なども大人気です。

トイ・プードル

トイ・プードルは、ぬいぐるみのような可愛さと、カールした特徴的な被毛が魅力の大定番!
シングルコートのカーリー(巻き毛)やコーテッド(縄状毛)が密生し、毛が伸び続けるため、月1回以上のカットと毎日のブラッシングが欠かせません。
毛色はブラック、ホワイト、アプリコット、レッドなど豊富で、どんな家庭にも馴染みやすい犬種です。
賢くしつけしやすい性格と、飼い主への愛情深さもポイント。
「テディベアカット」「おパンツカット」「ブーツカット」など、カットスタイルが多彩なのも嬉しいところ。
抜け毛が少なく、犬アレルギーの方にも人気です。
定期的なプロのトリミングで健康&美しさを保ちましょう。

パピヨン

パピヨンは、蝶の羽のような大きな耳と、シルクのようなサラサラ被毛がチャームポイント。
シングルコートで毛が抜けにくく、毛色は赤白、トライカラー、セーブル&ホワイトなど多様です。
被毛は絡まりやすいので、週2〜3回のブラッシングで美しい状態をキープ。
活発で知的な性格、フリスビーやアジリティなどドッグスポーツも大好きです。
小型犬ならではの飼いやすさに加え、長い耳の飾り毛や尾のふさふさ感も楽しめます。
カットは基本不要ですが、抜け毛や毛玉には注意。
サラサラの毛並みを生かしたロングスタイルをぜひ!

ペキニーズ

ペキニーズは、中国の王宮犬として大切に育てられた歴史を持つ、鼻ぺちゃ×長毛が可愛い個性派。
ダブルコートで豊かな長い被毛をもち、顔や首回りの飾り毛が特にゴージャスです。
毛色はホワイト、フォーン、ブラック&ホワイト、パーティーカラーなどが人気。
独立心が強く、落ち着いた性格で甘え上手。
被毛は抜け毛が多く絡まりやすいので、毎日ブラッシングと週1回のシャンプーで健康維持を。
トリミングでお好みのスタイルも楽しめます。
顔まわりはこまめな拭き取りとケアを習慣にしましょう。

ビション・フリーゼ

ビション・フリーゼは、真っ白でアフロのような巻き毛が特徴の“天使のもふもふ”!
ダブルコートで、アンダーコートと巻き毛のオーバーコートがふんわりとしたシルエットを作ります。
性格は陽気で人懐っこく、家族を笑顔にするムードメーカー。
抜け毛は意外と少なめですが、毛玉やもつれ防止に毎日のブラッシングが必須です。
「アフロカット」や「テディベアカット」などサロンでのカットスタイルが多彩!
月1回程度のトリミングと、低刺激シャンプーを選びましょう。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリアは、なだらかにウェーブした長毛と、優しい顔立ちが魅力的なイギリス原産の小型犬。
ダブルコートで、首周りや耳、しっぽの長い毛が印象的です。
性格は温厚で愛情深く、家族や子どもとの生活にも最適。
毛色はブレンハイム、トライカラー、ブラック&タン、ルビーと4種類に分かれます。
抜け毛が多いので、毎日~週3回程度のブラッシングで毛玉・毛のもつれを防ぎましょう。
カットは基本不要ですが、飾り毛は清潔に保つことが大切です。

ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナウザーは、“おじさん眉毛”が愛されポイントの小型長毛犬。
ワイヤーのような硬い上毛と柔らかな下毛を持つダブルコートで、ソルト&ペッパー、ブラック&シルバー、ホワイトなど毛色も豊富。
活動的で勇敢、家族思いで賢い性格です。
被毛は絡まりやすく、ブラッシングと月1回程度のトリミング(プラッキング)が欠かせません。
眉毛や口ひげまわりの部分カットも定期的に。
毛が伸び続けるので、かわいいカットスタイルを楽しめるのもシュナの醍醐味です。

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

ウェスティの愛称で親しまれるウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、真っ白なダブルコートの長毛種。
全身を覆う硬めの上毛と豊かな下毛、くりっとした目元が特徴です。
性格は明るく活発で、人懐っこいテリアらしい元気さも魅力!
被毛は伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。
月1回程度のカットと、毎日または週3回のブラッシングでふわふわの美しさをキープしましょう。
耳や口周りの汚れもこまめにチェックを。

飼う前に知っておきたい!長毛種の抜け毛と被毛タイプの基礎知識

ふわふわで優雅な長毛種ですが、「思ったより抜け毛が多かった…!」と驚く飼い主さんも少なくありません。
でも実は、抜け毛の多さは「毛の長さ」よりも「被毛タイプ」で決まるのをご存知でしょうか?
ここでは、長毛犬と抜け毛の本当の関係や、シングルコート・ダブルコートの違い、さらに意外な“短毛種の抜け毛事情”まで、知っておくべき基礎知識を徹底解説します。

抜け毛の鍵を握る「シングルコート」と「ダブルコート」の違いとは?

犬の被毛には「シングルコート」と「ダブルコート」の2つのタイプがあります。
シングルコートは、オーバーコート(上毛)のみが生えている一重構造の被毛。
このタイプは、春や秋に「換毛期」がなく、日々の抜け毛も比較的少ないのが特徴です。
代表的な犬種はマルチーズ、ヨークシャーテリア、アフガンハウンド、トイプードルなど。
一方、ダブルコートは、オーバーコート(上毛)+アンダーコート(下毛)が生える二重構造。
このタイプは年2回、春と秋に換毛期を迎え、アンダーコートがごっそり抜け落ちます。
抜け毛が多くなる時期には毎日のブラッシングが必須。
ゴールデンレトリーバー、サモエド、ポメラニアン、シェルティ、ボーダーコリーなどがダブルコートの代表です。
被毛タイプを知ることで、お手入れの頻度や抜け毛対策のコツもぐっと分かりやすくなります。

意外な事実?「短毛種のほうが抜け毛が多い」と言われる理由

「毛が短い犬のほうが抜け毛が少なそう」と思いがちですが、実は短毛種のほうが抜け毛が多いという意外な事実も。
その理由は、「短毛×ダブルコート」の犬種が多いため。
柴犬、コーギー、イタリアングレーハウンド、ダルメシアンなどは短毛ですが、ダブルコート構造で換毛期にはびっくりするほど毛が抜けます。
また、短毛は成長サイクル(周毛期)が短く、毎日こまめに新しい毛が生え変わるため、日々の抜け毛が多いのです。
一般的には「長毛種のシングルコート<短毛種のシングルコート<長毛種のダブルコート<短毛種のダブルコート」の順で抜け毛が多いといわれています。
毛の長さだけでなく、コートタイプにも注目して犬種選びをすると、理想のお手入れライフに近づけますよ。

美しい被毛は日々のケアから。長毛種に必須のお手入れ完全ガイド

どんなにゴージャスで可愛い長毛犬も、美しい被毛を維持するには“日々のお手入れ”が絶対に欠かせません。
抜け毛対策や毛玉・もつれ防止、健康な皮膚を保つためのポイントをしっかり押さえておくことで、長毛犬との毎日がさらに充実したものに!
ここでは、今日から実践できるお手入れのコツを項目ごとに詳しくご紹介します。

①ブラッシング:毛玉を防ぎ健康を保つ基本の「き」

長毛犬のお手入れの基本は、なんといってもブラッシング!
被毛の長さやタイプによって理想的なブラシの種類や頻度は異なりますが、シングルコートの子でも週2~3回、ダブルコートの子は理想的には毎日ブラッシングするのがベストです。
ダブルコート犬の場合は、換毛期(春・秋)は1日1回以上が理想。
使いやすいピンブラシや、毛玉・もつれをほぐすスリッカーブラシ、仕上げのコームを使い分けると、より被毛が美しく整います。
細くシルキーな被毛の子には静電気防止スプレーもおすすめ!
力を入れすぎないように、毛の流れに沿って優しくブラッシングしましょう。

②シャンプー:正しい頻度と洗い方のコツ

長毛犬はシャンプー選びと洗い方も超重要!
毛が長い分、汚れやすかったり毛玉になりやすかったりするので、シャンプー前には必ずブラッシングで毛のもつれ・毛玉をほどいておくのがコツです。
シャンプーは月1回が目安ですが、汚れやにおいが気になるときは部分洗いや頻度の調整もOK。
泡立てたシャンプーで皮膚を優しくマッサージし、2度洗いでスッキリさせるとより美しい毛並みに!
すすぎ残しは毛がパサつく原因になるので、念入りに流しましょう。
仕上げはタオルでしっかり水分をとり、ドライヤーで根元から完全に乾かすのがポイントです。
愛犬の毛質に合ったシャンプー・トリートメントを使い分けて、しっとりサラサラの仕上がりに!

③トリミング:カットが必要な犬種とスタイル

長毛種のなかには、被毛が伸び続ける犬種と、一定の長さで止まる犬種の両方が存在します。
トイプードル、マルチーズ、ヨークシャーテリア、シーズーなどは毛がどんどん伸びるので、月1回程度のトリミング(カット)が必須。
一方、ポメラニアンやボーダーコリー、ラフ・コリーなどは被毛が一定以上伸びないためカットは不要ですが、足回りやお尻、耳まわりなど部分カットで清潔さを保ちましょう。
「テディベアカット」「おパンツカット」「たぬきカット」など、可愛いカットスタイルも大人気!
家庭では難しい箇所や大掛かりなカットは、トリマーさんやサロンにお願いするのがおすすめです。

④食事:内側から輝く毛並みを作る栄養素

美しい毛並みのカギは、日々の食事にもあり!
健康な皮膚・被毛を育てるには、動物性タンパク質や良質な脂質、ビタミン、ミネラル、オメガ3・6脂肪酸などの栄養バランスが重要です。
偏ったフードや栄養不足が続くと、毛がパサパサになったり、抜け毛が増えたりすることも。
できるだけ質の高いフードを選び、必要に応じてサプリメントも活用しましょう。
また、皮膚のトラブルやアレルギーがある場合は、獣医師と相談して食事内容を見直すことも大切です。
「内側からも美毛ケア」を意識してあげてくださいね。

長毛種のよくある質問(Q&A)

長毛犬を飼い始める前や、実際に暮らしはじめてから「これってどうなの?」と気になるポイントはたくさんありますよね。
ここでは、長毛犬にまつわる“よくある疑問”をQ&A形式でたっぷり解説します。
ちょっとした豆知識やお手入れを楽にするコツも満載!

夏はサマーカットにした方がいい?

「夏はやっぱり短くカットしないと可哀想?」という疑問、特に毛量の多い犬種の飼い主さんにはとても多いです。
結論から言えば、サマーカット(極端に短くカットする)は犬種や体質によって“向き不向き”があるので注意が必要です。
ダブルコート犬は、下毛が断熱材の役割を果たし、短くしすぎると逆に熱中症リスクが高まる場合も。
皮膚トラブルや日焼け、虫刺されも増えやすくなります。
「適度な長さのまま、もつれ・通気性だけを重視した部分カット」や、「お腹・足まわりだけ短くして涼しさUP」など、愛犬の体質・ライフスタイルに合わせて調整しましょう。
皮膚が弱い子は、サマーカット後の日焼けや皮膚病にも十分注意を。

抜け毛が少ない長毛種はいる?

「毛が長い=抜け毛が多い」と思われがちですが、実は“抜け毛が少ない長毛種”も存在します!
その代表は「シングルコートの長毛種」。
ヨークシャーテリア、マルチーズ、トイプードル、アフガンハウンドなどはアンダーコート(下毛)がないため、換毛期がなく、ごっそり抜けるタイミングがほぼありません。
毎日のブラッシングと定期的なカット・シャンプーで被毛を清潔に保てば、長毛種のなかでも抜け毛ストレスは最小限!
「犬アレルギーが気になる」「室内の掃除を楽にしたい」という方にもおすすめです。

お手入れを少しでも楽にする方法は?

長毛犬のお手入れをもっと“楽しく・簡単”にするコツは?
毎日のブラッシングは、短時間でできるように工夫したり、静電気防止スプレーや毛玉取り専用のブラシを使うとかなり効率がアップします。
スリッカーブラシやピンブラシ、仕上げのコームを上手に使い分けて、毛質に合った道具選びも大切。
「おやつや声かけで褒めながら行う」「テレビを見ながらリラックスタイムにやる」など、飼い主さん自身が“負担”に感じない工夫も◎。
また、定期的にプロのトリミングサロンを利用して、苦手な部分だけ“おまかせ”するのもおすすめです。
被毛ケアも、愛犬との大切なコミュニケーションタイムとして楽しく続けてくださいね。

まとめ:丁寧なお手入れを通じて、長毛犬との豊かな毎日を

毛が長い犬種は、その美しさや気品、モフモフの癒し感で多くの人を魅了しています。
しかし、その憧れの被毛をいつも輝かせておくためには、飼い主の「毎日のお手入れ」と「ちょっとした気配り」が欠かせません。
シングルコート・ダブルコートなど被毛の特徴や抜け毛の違いを知ることで、愛犬に合ったケアがきっと見つかるはず。
ブラッシングやシャンプー、トリミングや栄養管理といった日々の積み重ねは、愛犬との信頼や絆を深めるかけがえのない時間でもあります。

最初は大変に感じても、お手入れのコツや楽しみ方を覚えるうちに、きっと愛犬とのコミュニケーションの時間が“癒し”に変わっていくでしょう。
サロンでのカットやおしゃれも存分に楽しみながら、あなたのパートナーを世界一ゴージャスで幸せなワンコに育ててあげてください。
毎日のお手入れを大切に、長毛犬との豊かな暮らしを思いきり楽しんでくださいね!

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